浪費つか)” の例文
彼女が株券を売って得た三千幾許なにがしの金は、彼の上衣うわぎの内かくしに入っているに違いない。彼は貧乏している癖に、いい煙草と競馬に金を浪費つかうのが好きであった。
秘められたる挿話 (新字新仮名) / 松本泰(著)