鎌倉いずみやつ浄光明寺じょうこうみょうじは、ほんの一堂に庫裡くりがあるだけの、草寺くさでらだった。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
の旨を内外に触れ、浄光明寺じょうこうみょうじのうち深くにこもってしまったのだった。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)