洒落気しゃれっけ)” の例文
旧字:洒落氣
ていのいい駈落者だ。駈落ならばまだ洒落気しゃれっけもあるが、実はこの女のために、体のいいお供を仰せつかったようなものだ。それもよろしい、自分はこのごろ観念した。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)