汎然はんぜん)” の例文
固有派にては、甲人に於ける天命も、乙人に於ける天命も、汎然はんぜん漠然ばくぜんとして一なるが如く、平等の理はあれども、差別の實なし。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)