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水汲男
ふりがな文庫
“水汲男”の読み方と例文
読み方
割合
みずくみおとこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みずくみおとこ
(逆引き)
黙々と働いている唖の
水汲男
(
みずくみおとこ
)
が、妙な物を抱えて、こっそりと裏門から高麗川の谷間へ降りて、やがて
奥秩父
(
おくちちぶ
)
へ通う
峡
(
かい
)
の奥へ逃げこみました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
察するところ、この
水汲男
(
みずくみおとこ
)
は、唖を装って住み込んでいた「山の会堂」の
諜者
(
ちょうじゃ
)
であったのではないだろうか。どうも彼の走って行く道が、例の
天童谷
(
てんどうだに
)
の方角へ向っているような気がされてなりません。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水汲男(みずくみおとこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
汲
漢検準1級
部首:⽔
7画
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
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