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気性者
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きしょうもの
ふりがな文庫
“
気性者
(
きしょうもの
)” の例文
やくざの万次などにまで
騙
(
だま
)
されましたが、妹のお吉は顔に似合わぬ
気性者
(
きしょうもの
)
で、姉を伊賀井様に奉公に出すのも、万次
風情
(
ふぜい
)
と親しくなるのも、ひどく嫌がっておりました
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「御新造を怨んでいる者はあるだろう。あの通り若くて綺麗で、
気性者
(
きしょうもの
)
らしいから」
銭形平次捕物控:107 梅吉殺し
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お君の妹のお吉さ、——あの娘は優しい顔をしているが大した
気性者
(
きしょうもの
)
だ、——姉の悲鳴を聴いて
手燭
(
てしょく
)
を持って飛び出すと、姉は井戸端で殺されて、曲者は木戸の外へ逃げるところだ。
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“気性”で始まる語句
気性