殿舎碧閣でんしゃへきかく)” の例文
守将の李豊りほう以下ほとんど斬り殺されるか生擒いけどられてしまい、自称皇帝の建てた偽宮——禁門朱楼きんもんしゅろう殿舎碧閣でんしゃへきかく、ことごとく火をかけられて、寿春城中、いちめんの大紅蓮だいぐれんと化し終った。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)