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此山
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ここ
ふりがな文庫
“
此山
(
ここ
)” の例文
もとより御狗を乞い求むるとて符牘のたぐいを受くるには止まれど、それに
此山
(
ここ
)
の御神の御使の奇しき力籠れりとして人々は恐れ尊むめり。
知々夫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
こりゃ今晩
此山
(
ここ
)
で凍え死ぬのか知らん。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
神酒をいただきつつ、酒食のたぐいを
那処
(
いずく
)
より得るぞと問うに、酒は
此山
(
ここ
)
にて
醸
(
かも
)
せどその他は皆山の下より上すという。人馬の
費
(
ついえ
)
も少きことにはあらざるべきに盛なることなり。
知々夫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
此山
(
ここ
)
にては月々十九日に飯生酒など本社より八町ほど隔たりたるところに供置きて与うといえば、出で来ぬには限らぬなるべし、おそろしき事かななど寒月子と
窃
(
ひそ
)
かに語り合いつつ
知々夫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“此山”で始まる語句
此山寨
此山村
此山路