正午前後ひるごろ)” の例文
ときに午後一時。元来登山は、麓を朝の中に立って、遅くも正午前後ひるごろまでには、頂上に達するようにせねばならぬとは、かねて聞いて居ることだが、見たところでは、武甲山はそれほど恐ろしい山ではない。
武甲山に登る (新字新仮名) / 河井酔茗(著)