すゝ)” の例文
彼女に取っては初孫ういまごであったお俊を、どんなに心から愛して居たか分らなかった——絶え間もないすゝり泣の声が、はじめは死にかけて居るおかんの胸をも、物悲しく掻き擾さずには居なかった。
極楽 (新字新仮名) / 菊池寛(著)