“欷咽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すゝりな50.0%
すゝりなき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と丑松は上歯をあらはして、大きく口を開いて、身をふるはせ乍ら欷咽すゝりなくやうに笑つた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
そして、妹も己も何故此様な悲哀な境遇に立たねばならぬかと思つて欷咽すゝりなきした。