横網町よこあみちょう)” の例文
一月いちげつに保が山田脩の家から本所横網町よこあみちょうの鈴木きよ方の二階へうつった。鈴木は初め船宿ふなやどであったが、主人が死んでから、未亡人きよが席貸せきがしをすることになった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)