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槓
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てこ
ふりがな文庫
“
槓
(
てこ
)” の例文
始めの内は猫撫で声で、下から出て来やがったが、板前さんが叱りつけたら、間もなく本性を出しやがって、
槓
(
てこ
)
でも動きませんや。
瞼の母
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
即ち原稿用紙三枚の久保田万太郎論を草する所以なり。久保田君、幸いに首肯するや否や? もし又首肯せざらん乎、——君の一たび抛下すれば、
槓
(
てこ
)
でも棒でも動かざるは既に僕の知る所なり。
久保田万太郎氏
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
槓
(
てこ
)
でも棒でも動くものにあらず。談笑の間もなお然り。酔うて虎となれば愈然り。久保田君の主人公も、常にこの頑固さ加減を失う能わず。これ又チエホフの主人公と、面目を異にする所以なり。
久保田万太郎氏
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“槓”の解説
槓(カン)とは、麻雀において、槓子(カンツ)を作るための行為のことをいう。大別すると、暗槓(アンカン)、大明槓(ダイミンカン)、加槓(カカン)の3種類がある。加槓は小明槓(ショウミンカン)ともいう。また、大明槓と加槓を合わせて明槓(ミンカン)と言う。
なお語源としては、「槓」という漢字の「長い棒」のような意味からきているという。
(出典:Wikipedia)
槓
漢検1級
部首:⽊
14画
“槓”を含む語句
槓杆
槓桿
変槓
槓子
槓杆仕掛
槓杵
鉄槓
鉄槓杆