トップ
>
楸
>
ヒサギ
ふりがな文庫
“
楸
(
ヒサギ
)” の例文
かうした空想は、鳴き絶えぬ千鳥の声を夜牀に聴きながら、昼見た「
楸
(
ヒサギ
)
生ふる清き川原」を瞑想した態度が、わるく変つて来たものである。
短歌本質成立の時代:万葉集以後の歌風の見わたし
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ぬばたまの夜の更けゆけば、
楸
(
ヒサギ
)
生ふる清き河原に、千鳥
頻鳴
(
シバナ
)
く(同)
叙景詩の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ぬばたまの夜のふけゆけば、
楸
(
ヒサギ
)
生ふる清き川原に、千鳥しば鳴く
短歌本質成立の時代:万葉集以後の歌風の見わたし
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
赤人の「夜のふけゆけば
楸
(
ヒサギ
)
生ふる……」なども其だ。
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
楸
漢検1級
部首:⽊
13画
“楸”を含む語句
楸楡
楸樹
楸生
花楸樹