“楢柴”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
ならしば | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“楢柴(楢柴肩衝)”の解説
楢柴肩衝(ならしばかたつき)は初花、新田肩衝と並んで「天下三肩衝」と呼ばれた茶器(肩衝とは、肩の部分が角ばっている茶入のこと)。
釉色が濃いアメ色で、これを「恋」にかけて『万葉集』の「御狩する狩場の小野の楢柴の汝はまさで恋ぞまされる」の歌に因みこの名になったとされる。千利休の高弟・山上宗二が天下一品の壷と絶賛したという。
もともとは足利義政の所有物であったが、その死後は持ち主を転々とし博多の豪商、島井宗室が手に入れる。親交のあった織田信長もこの名物を欲しがり、商売の保護を条件に献上するように宗室に命じたとされるが、本能寺の変により実現しなかった。
(出典:Wikipedia)
釉色が濃いアメ色で、これを「恋」にかけて『万葉集』の「御狩する狩場の小野の楢柴の汝はまさで恋ぞまされる」の歌に因みこの名になったとされる。千利休の高弟・山上宗二が天下一品の壷と絶賛したという。
もともとは足利義政の所有物であったが、その死後は持ち主を転々とし博多の豪商、島井宗室が手に入れる。親交のあった織田信長もこの名物を欲しがり、商売の保護を条件に献上するように宗室に命じたとされるが、本能寺の変により実現しなかった。
(出典:Wikipedia)