楊梅やまもゝ)” の例文
賣り歩く其呼び聲の『十市とうち楊梅やまもゝは、お銀がちぎつた大楊梅は——』(ちぎるはもぐの土佐方言、お銀はいつの頃かの楊梅の産地の美人の名であらう)
生れて三十日から世間に出て行く日まで、ひまさへあれば始終こゝに来て遊んでゐたからである。私の部落の明神さんには、三抱へも有るかと思ふ楊梅やまもゝの老木があつた。
祭のさまざま (新字旧仮名) / 柳田国男(著)
ゆけば楊梅やまもゝ袖に散り
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)