椋實珠むくろうじゆ)” の例文
身躰からだではないが、君が此尫弱ひよわなりでどうしてあれだけの詩篇が出來、其詩篇が一々椋實珠むくろうじゆのやうに底光りのした鍛錬の痕を留めてをる、其精力の大さでした。
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)