“椋助”の読み方と例文
読み方割合
むくすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あゝ、生れた村は藁葺わらぶき荒壁あらかべの沼の中の痩村だけれど、此儘帰れたら如何どんなに嬉しからう! たゞ、しかし、帰つたとて仕方がない。椋助むくすけだの馬鹿だのと人は言ふけれど、ミハイロはく心得てゐる。
椋のミハイロ (新字旧仮名) / ボレスワフ・プルス(著)