棺槨衣衾かんかくいきん)” の例文
高陵の地、父の墓のかたわらに、棺槨衣衾かんかくいきんの美を供えて、孫権はあつく葬った。歌舞音曲のまること月余、ただ祭祠まつりの鈴音と鳥の啼く音ばかりであった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)