しもと)” の例文
土兵に命じて、大勢の中で、董荼奴を裸にし、その背へしもとをもって百杖の刑打けいだを加えた。五体血まみれになった上、面目を失って、董荼奴は自分のたむろへ帰って行ったが、無念でたまらないらしい。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)