“棉門帘”の読み方と例文
読み方割合
メンメンレン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わずかに二坪あまりのその部屋は寝台代りの炕の外は煉瓦れんがを敷いた土間で、卓が一つ、入口にあせた棉門帘メンメンレンが垂れている。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
と、装具の音に気がついたのか棉門帘メンメンレンをあけて入って来た者がある。まだ、十三か十四だろう、せた、青い顔をした娘である。孫伍長はこれにも奴隷娘を想い出しながら訊いた。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)