せつ)” の例文
樵歌せうかには「祝」が「※」又「※」に作つてある。字書にぜいせつの字はあるが、ほうの名は祝融しゆくゆうであらう。霞亭は朱子に次韻した。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
臧文仲ぞうぶんちゅうは、諸侯でもないのに、国の吉兆を占うさいをもっている。しかもそれを置くせつには山の形を刻み、せつには水草の模様を描いているが、それは天子の廟の装飾だ。
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)