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梲
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せつ
ふりがな文庫
“
梲
(
せつ
)” の例文
樵歌
(
せうか
)
には「祝」が「※」又「※」に作つてある。字書に
祱
(
ぜい
)
、
梲
(
せつ
)
の字はあるが、
峰
(
ほう
)
の名は
祝融
(
しゆくゆう
)
であらう。霞亭は朱子に次韻した。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
臧文仲
(
ぞうぶんちゅう
)
は、諸侯でもないのに、国の吉兆を占う
蔡
(
さい
)
をもっている。しかもそれを置く
節
(
せつ
)
には山の形を刻み、
梲
(
せつ
)
には水草の模様を描いているが、それは天子の廟の装飾だ。
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
“梲(うだつ)”の解説
うだつは、東洋伝統家屋の屋根に取り付けられる小柱、防火壁、装飾。本来は梲と書き、室町以降は卯建・宇立などの字が当てられた。中国では中南部都市部で隣家端側の漆喰塗り外壁を二階部や屋根上に延長し、黒瓦を載せる。
(出典:Wikipedia)
梲
漢検1級
部首:⽊
11画