“梟首台”の読み方と例文
読み方割合
きょうしゅだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとりは年のころ四十左右さゆう、連れはまだ十七、八かとみえる初々ういういしい女性にょしょうが、いずれも被衣かずきして忍びやかにそこの梟首台きょうしゅだいの前へ来てじっと果てなくたたずんでいるさまだった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)