梅里庵ばいりあん)” の例文
小川をとり入れた小さい池も、伯父が自分でったらしい梅里庵ばいりあんという篆字てんじの額も、すべての風物が珍しかった。帆足万里ほあしばんりじくの前にすわって、伯父は今の生活の心安さを色々と話してくれた。
由布院行 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)