梅干大うめぼしだい)” の例文
彼は相変あいかわらず無気力な瞳を壁の方に向けて、待つべからざるものを待っていた。腹は減ったというよりも、もう減りすぎてしまった感じである。胃袋は梅干大うめぼしだいに縮小していることであろう。
(新字新仮名) / 海野十三(著)