“松根”の読み方と例文
読み方割合
まつね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日松根まつねが来ました。今度の日曜に散歩をする約束をしました。『早稲田』から正月という注文が来ましたがこれは延ばす事に仕って『ホトトギス』へ何か書いて見ましょう。
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
柩のそばには、松根まつねさんが立っている。そうして右の手をたいらにして、それをうすでもく時のように動かしている。礼をしたら、順々に柩の後ろをまわって、出て行ってくれという合図あいずだろう。
葬儀記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「あら松根まつね様の若様」
十字架観音 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)