東助爺とうすけじい)” の例文
「旦那様、お鈴様から御返事が……」と今も召使の東助爺とうすけじいが、柄の小さな家鳩いえばとこぶしにのせて、縁の端から一八郎の書屋しょおくのぞいた。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)