杢太郎もくたらう)” の例文
かう云ふわたしは北原白秋氏や木下杢太郎もくたらう氏のいた種をせつせと拾つてゐたからすに過ぎない。それから又何年か前にはクリスト教の為に殉じたクリスト教徒たちに或興味を感じてゐた。
西方の人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ではそれは何かと言へば、北原白秋氏の散文である。僕等の散文に近代的な色彩や匂を与へたものは詩集「思ひ出」の序文だつた。かう云ふ点では北原氏の外に木下杢太郎もくたらう氏の散文を数へても善い。