“李花集”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りかしゅう66.7%
りくわしふ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御歌集は『李花集りかしゅう』といって、建徳二年(五十九か六十)までの御作を集めてある。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
後には“李花集りかしゅう”の御著すらある。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いつか四十二のお年を風雲の中にかぞえられたが、自著「李花集りくわしふ」の歌のかずかずにもうかがわれるように、性はまったく文雅なおひとであった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)