李師々大夫りししたゆう)” の例文
その千万長者が、たった一度でよい、そしてなにも、泊めてもらわなくてもいいから、李師々大夫りししたゆうと話がしたいというんです。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おかげさまで、てまえもすっかりいい顔になり、お大尽だいじんもまた、えらいおよろこびでしてね、へえ、都一の李師々大夫りししたゆうにも会えて東京とうけいへ来たいもあったと、たいそうなご満足。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あれがくるわ一番の、李師々大夫りししたゆうさんですのよ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)