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朳
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えぶり
ふりがな文庫
“
朳
(
えぶり
)” の例文
けれどまた、まもないうちに、尊氏以下が、
朳
(
えぶり
)
の一寺を出て、
宗像
(
むなかた
)
へ急進中——と聞いたときには、やや意外そうな顔いろだった。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
朳
(
えぶり
)
を摺る男の名を藤九郎といい、謡う歌は田植唄であった。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「のこらず
朳
(
えぶり
)
の部落に
屯
(
たむろ
)
しておられます。いずれ後刻、お打合せにまいられましょう」
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やがて、同勢が着いたところは、芦屋から小一里奥の、
朳
(
えぶり
)
の一寺だった。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
朳
部首:⽊
6画