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木片
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こば
ふりがな文庫
“
木片
(
こば
)” の例文
建てかけの家の屋根の
木片
(
こば
)
ぶきだけのところが霜でもおいたように白く月光にぬれ光っていて、目にのこる夜景でした。
獄中への手紙:06 一九三九年(昭和十四年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
柿の葉の濡れてかぶさる
木片
(
こば
)
屋根
(
やね
)
に夜ふけて来る月のかげあり
風隠集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
老人は、毎日毎日汗をふきながら机に向っているわたしを可哀そうに思って、ある日、河原から幾背負いもの青葦を苅って来て、それを二階の窓の下につき出た
木片
(
こば
)
ぶきのひさしにのせてくれた。
あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
“木片”で始まる語句
木片大工
木片微塵