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有範
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ありのり
ふりがな文庫
“
有範
(
ありのり
)” の例文
「唖といえば、
有範
(
ありのり
)
の和子、
十八公麿
(
まつまろ
)
は、生れてからもう半歳にもなるに、ものをいわぬと、吉光の
前
(
まえ
)
が、心をいためているが」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「御所の戻りに、寄るとはいうたが……。よいわ、いずれ、帰りには、日野の
有範
(
ありのり
)
の
邸
(
やしき
)
へ立ち寄るほどに、そこで、会おう」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「まあ」ゆくりなく、そこの南縁の
陽
(
ひ
)
だまりに、乳のみ児を抱いた
吉光
(
きっこう
)
の
前
(
まえ
)
と、
有範
(
ありのり
)
との夫婦が、むつまじく、児をあやして、くつろいでいた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
範
常用漢字
中学
部首:⽵
15画
“有範”で始まる語句
有範朝臣