“月輪兼実”の読み方と例文
読み方割合
つきのわかねざね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月輪兼実つきのわかねざねが、朝廟ちょうびょうにあって、関白の実権をにぎっている時代なら、当然、こんなことは起らないのであるが、その月輪公は、両三年前に、すでに官をひいて、禅閤ぜんこうととなえ、今では隠棲しているので
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)