“曼陀羅（マンダラ）” の例文

姫の俤びとに貸す為の衣に描いた絵様（ヱヤウ）は、そのまゝ曼陀羅（マンダラ）の相（スガタ）を具へて居たにしても、姫はその中に、唯一人の色身（シキシン）の幻を描いたに過ぎなかつた。

死者の書 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)

“曼陀羅（曼荼羅）”の解説

ラマダン
曼荼羅（マンダラ、梵語：मण्डल maṇḍala、チベット語：དཀྱིལ་འཁོར་（キンコル, dkyil 'khor））とは、密教の経典に基づいて主尊を中心に諸仏諸尊の集会する楼閣を模式的に示した図像。
密教経典は曼荼羅を説き、その思想を曼荼羅の構造によって表し、その種類は数百にのぼる。古代インドに起源をもち、中央アジア、日本、中国、朝鮮半島、東南アジア諸国などへ伝わった。21世紀に至っても、密教の伝統が生きて伝存するチベット、ネパール、日本などでは盛んに制作されている。漢字による表記のバリエーションとして「漫荼羅」や「曼拏羅」、「曼陀羅」等があるが、日本の重要文化財等の指定名称は「曼荼羅」に統一されており、ここでも「曼荼羅」と表記する。
(出典:Wikipedia)

曼	漢検1級 部首:⽈ 11画
陀	漢検準1級 部首:⾩ 8画
羅	常用漢字 中学 部首:⽹ 19画