トップ
>
曈々
ふりがな文庫
“曈々”の読み方と例文
読み方
割合
とうとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうとう
(逆引き)
柔らかな、
潤
(
うるお
)
いの乏しい、大きく開いた子供の眼は、
曈々
(
とうとう
)
として上る朝日の光りを避けた。真昼の光りでさえ、この弱い子供の眼は、瞳に映るのを怖れている。
森の暗き夜
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかして商業の太陽は車輪のごとく
曈々
(
とうとう
)
として中天を
軋
(
きし
)
り上り、ついに欧州の面目を一変するに至れり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
曈々
(
とうとう
)
たる日輪はたるんでいる大空を
揺
(
ゆれ
)
つつ動いた。長い真昼の間、花の咲いている家は戸が閉っていた。
僧
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
曈々(とうとう)の例文をもっと
(3作品)
見る
曈
部首:⽇
16画
々
3画
“曈々”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
小川未明