“星影左門”の読み方と例文
読み方割合
ほしかげさもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう云って進み出た壮漢は、この一党の頭と見え、荒々しい顎鬚を顎にたくわえ、手に鉄棒をひっさげている。年の頃は四十五六、腹巻で胴を鎧っている。星影左門ほしかげさもんという人物である。
南蛮秘話森右近丸 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その頭の名は星影左門ほしかげさもん、以前からわたくしを妻にしようと、狙っていたものにございます。で、左門の目的は、民弥たみや殿でなくてこのわたし。で、民弥殿の御身上は、まず大丈夫と思われます。
南蛮秘話森右近丸 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)