“左門洞”の読み方と例文
読み方割合
さもんどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうどその夜は満月であった、清光せいこう昼のごとく、平和湖に出たのはもう夜半であった。その夜はそこに一泊し、翌日の午後六時ごろぶじ左門洞さもんどうにつくことができた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「ぼくらがこのほらを発見したのは、山田左門先生のおかげだから、左門洞さもんどうとつけたいね」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
一同は富士男らの見送りをうけてだちょうの森を左にして、みずうみにそうて北へ北へとすすみ、その日は左門洞さもんどうをさる十二マイルの河畔かはんで一ぱくした。一同はこの河を一泊河いっぱくがわと名づけた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)