明末清初みんまつしんしよ)” の例文
山村の家の壁には、遇然二三日まへに、知人が携へておいて行つた明末清初みんまつしんしよの畫僧八大山人の水墨畫が懸かつてゐる。梅花小きんと函題にある半切ほどな繪なのである。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)