西片町にしかたまちにしばらくいて、それから早稲田南町わせだみなみちょうへ移られても自分は相変わらず頻繁ひんぱんに先生を訪問した。
夏目漱石先生の追憶 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)