その所思しょしを有志にはかりしに、大いに賛同せられければ、即ち亡夫の命日を以て、角筈つのはず女子工芸学校なるものを起し、またこの校の維持を助くべく、日本女子恒産会にほんじょしこうさんかいを起して、特志家の賛助を乞い
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)