施主檀家せしゅだんか)” の例文
そのうえ、身にきんらんを着、施主檀家せしゅだんかのふところで三度のおときえは知らず、坐する椅子いすは高く、人に施すところは至って低い。住む伽藍がらんは殿堂をしのぎ、密房の時間はあり余る。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)