新陰堂しんいんどう)” の例文
御当家を訪れた一般の武者修行は、大手を通って、中門の右を仰ぐと、そこに、新陰堂しんいんどう木額きがくのかかっている建物がある。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
後に、彼の起臥きがの跡というので「新陰堂しんいんどう」と名づけられた建物である。
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)