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新發意
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しんぼち
ふりがな文庫
“
新發意
(
しんぼち
)” の例文
新字:
新発意
客は私一人かと思つて通ひ船に乘り込んでゐると、寺の高い石段を寶巖寺の老僧が
新發意
(
しんぼち
)
などに扶けられて、杖を突いて急いで降りて來られる。
湖光島影:琵琶湖めぐり
(旧字旧仮名)
/
近松秋江
(著)
隱し念佛の亡者にならうとして居るんだぜ——お藏念佛の
新發意
(
しんぼち
)
になつたら最後、切支丹の方からは破門で、眞つ逆樣に地獄に
墜
(
を
)
ちると思ひ込んだことだらう。
銭形平次捕物控:202 隠し念仏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
隱し念佛はお
庫
(
くら
)
念佛といふぐらゐだ。上總屋は小さい孫二人をその日
新發意
(
しんぼち
)
(自己
催眠
(
さいみん
)
になる一種の得道)にするつもりで、晴着を着せて土藏の中へ呼んだのだ。
銭形平次捕物控:202 隠し念仏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「まア、錢形の親分が坊主に——ホ、ホ、飛んだ可愛らしい
新發意
(
しんぼち
)
が見られるでせうよ」
銭形平次捕物控:165 桐の極印
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
發
部首:⽨
12画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“新發”で始まる語句
新發見
新發明