“新田数負”の読み方と例文
読み方割合
にったかずえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「肥前の松浦様のご浪人で新田数負にったかずえという若いおさむらいがこの春から寝泊りしております。父親というひとは蘭医で、阿蘭陀の草木にくわしい人だそうで、新田というひとも離家で朝から晩まで本ばかり読んでおります」
顎十郎捕物帳:24 蠑螈 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)