数寄屋橋側すきやばしわき)” の例文
曽て彼が銀座の田辺の家の方から通って行った数寄屋橋側すきやばしわきの赤煉瓦の小学校の建築物たてものは、青木も矢張少年時代を送ったというその同じ校舎であることが分って来た。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)