“擄(とりこ)” の例文
而していよいよこれを聴かざるときにおいては、「退かざればこれを擄(とりこ)にし、これを誅(ちゅう)し、而してこれと戦うのみ」
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
すでに自分が勝ち味になっているという自覚は、葉子に反動的な寛大な心を与えて、夫人が事務長を擄(とりこ)にしようとしている事などはてんで問題にはしまいとした。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)