“摺上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すりあげ50.0%
すりかみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わしが頼もうという刀は肩に負っているこの物干竿（ものほしざお）という名称のある伝来の逸品、無銘だがかくの通り摺上（すりあげ）もない備前物の名作だ
宮本武蔵：04 火の巻 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
友人にも吹聽して、「摺上（すりかみ）川の河鹿でことしは一夕やらう」と、期待させてゐた。
折々の記 (旧字旧仮名) ／ 吉川英治(著)