摺上すりあげ)” の例文
わしが頼もうという刀は肩に負っているこの物干竿ものほしざおという名称のある伝来の逸品、無銘だがかくの通り摺上すりあげもない備前物の名作だ
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)