摂取不捨せつしゆふしや)” の例文
律師が尊い声で「念仏衆生ねんぶつしゆじやう摂取不捨せつしゆふしや」と唱えて勤行ごんぎょうをしているのがうらやましくて、この世が自分に捨てえられない理由はなかろうと思うのといっしょに紫の女王にょおうが気がかりになったというのは
源氏物語:10 榊 (新字新仮名) / 紫式部(著)